平成20年8月28日 第1回質疑応答

つだネットでは津田小学校・鶴羽小学校合併に関する様々な疑問に関して、平成20年8月28日(木)にさぬき市教育委員会事務局 学校再編対策室に実際に質問をしてきました。以下、その質問と回答です。

津田小学校・鶴羽小学校合併の根拠は何ですか?

大きく、以下の2つが挙げられます。

  • 生徒数の減少
  • 鶴羽小学校本館の耐震化強度の不足

耐震化のお話がありましたが、具体的にはどのような状況ですか?

津田小学校については新耐震基準で新築していますので問題ありません。阪神淡路大震災クラスの地震にも耐えうる耐震基準です。
鶴羽小学校については平建校舎と体育館については補強不要なレベルですが、本館については耐震強度が0.4で補強が必要です。

ただし、この耐震化調査は簡易調査(図面、目視レベルの簡易なもの)なので、相当厳しい基準で判断しました。

災害時の避難所としての役割もあるようですが?

小学校統合後の鶴羽小学校跡地利用についてはまだ決まっておりません。鶴羽地区の避難場所は多目的研修集会施設となっています。跡地利用については今後検討していかなければならない大切な事ですのでたくさんのご意見・アイデアをいただければと思います。

統合時期「2010年4月」(平成22年4月)の根拠がよく分かりません。

鶴羽小学校の耐震化という観点では一日も早い統合が望まれると思っています。
生徒数減少という観点では平成23年4月の鶴羽小学校の新1年生の生徒数が10人以下となることが予想されています。

この他、保護者の方へ実施した統合時期に関するアンケート結果も重視しました。

統合時期「2010年4月」(平成22年4月)の変更の可能性は?

津田小学校・鶴羽小学校合併に関して、特別な事情がない限り、基本的に統合時期の変更はありません。

統合時期ありきの議論の進め方でいいのでしょうか?

決してそのように考えている訳ではありませんが、決め事として必要かと考えています。先生の人員の問題や授業レベルの調整、交流学習のスケジュールなどの調整が必要ですので統合時期の決定は必要です。

吸収合併・対等合併のどちらですか?

教育委員会としてはどちらの見解も示しません。人数の多少・場所によって決まるものではなく、それぞれ一つ一つの学校として見ており、それらが統合するものだと考えています。

生徒からの意見吸収や生徒へのフィードバックはしているのですか?

津田小学校・鶴羽小学校合併については生徒からの意見吸収はしていませんでした。今後、中学校の合併については生徒からの意見も汲み上げたいと考えています。

これらの決め事は最終的にドコで決まるのですか?

津田・鶴羽小学校統合準備委員会で意見を出してもらい、最終的には教育委員会で決定します。ただしお金に関することについてはさぬき市議会の承認が必要です。

第1回質疑応答を振り返り・・

津田小学校・鶴羽小学校合併のよりよい合併を望むのは保護者の方であり、津田町地域の人であり、行政の人でもあることが分かりました。
これまでの進め方に地元の人とのギャップがあった事は認めてくださっているようです。よりよい合併にすべく、たくさんの意見やアイデアを望んでいるとのこと。広報と一緒に「津田・鶴羽小学校統合準備委員会だより」を配布しても、地域の人から反応があったのは1件でした・・と仰ってました。現在は多くの人から意見が欲しい!という姿勢が伝わってきました。

つだネットでは、これからも随時、学校再編対策室の皆様と質疑応答を行いたいと考えています。行政側から「どんどん意見をください!」との声を貰っていますので、この機会にどんどん意見を出してみませんか?
津田町、私達の住む地域の小学校の統合です。アイデア・意見・要望。どんどん出して、よりよい小学校統合にしましょう。

ご意見・お問い合せ先

【教育委員会事務局 学校再編対策室】
TEL:0879-42-3035
FAX:0879-42-3208
e-mail:gakkosaihen@city.sanuki.lg.jp
【つだネットでもアイデア・意見・要望を受け付けています。(次回の質問時に聞いてきます!)】
e-mail:mitz@tsuda.net