処理水海洋放出は
東京電力福島第一原子力発電所での処理水について。
長年議論されてきましたが、いよいよ最終決定に至ったとのことです。
色々なご意見があるとは思いますが、mitzは個人的にガッカリ。
日本の技術力はその程度のものだったのか(´д`)
まず、周辺国が口煩く主張している処理水排出に関する安全性問題。
国外からの指摘に「ハァ(´-д-)-3」
と感じる人が少なくないかもしれませんが・・
実はmitzも周辺国同様、心配だと感じない訳でもありません。
大阪では大阪湾放出を「真摯に検討」。
いや、やめてください・・
なぜなら・・
十分な説明がありません ┐(´д`)┌
まず、今回の海洋放出の方針決定について。
「放出にあたっては、トリチウムの濃度を国の基準の40分の1、WHO=世界保健機関が示す飲料水の基準で、7分の1程度に薄める」
仮に1/100。1%の濃度。
誰にでも分かりますが、「1」を放出しようとした際に100分の1の濃度に薄める為には「99」の海水を加えたら良い訳です。「1」の処理水の為に「99」の海水を加えましょう。そうなる訳です。
40分の1とか7分の1という割合はトリチウム全体の総出量に全く意味がない。
それだけの海水を追加して薄めたらいいだけ。
トリチウムの濃度が薄まるだけで、全体的に出す量は同じ。
ここまでは普通に気付く、でも、大きな疑問。
もう、10年になります。。
昨年の秋以降、一気に脱炭素が始まろうとしています。
ここからは100%想像の世界ですが・・
水素を液化して輸送する技術云々。。
三重水素・トリチウム。
なんとか液化して凝縮して地下保存とかできなかったのだろうか・・
2011年から本気で処理水の問題に取り組んでいたら、
もしかすると今の時代では再エネでの最先端技術になっていたかもしれません。
どれくらいの期間、どれくらいのアイデアがあって、どれだけの研究をしてきたのか。
それを説明せず、「期限が迫ったので放出します」では、誰も納得しません。
瀬戸内海は福島から離れている訳ですが、海は繋がってます。。
大阪湾放出はどうかと思いますが、海は世界中と繋がっている訳で、
世界中の原発により年々トリチウムが増えていると分かりました。
温暖化・プラごみ同様、この問題意識もしっかり持っていたいと思います。
今日の津田町のお天気
曇りのち晴れ一時雨
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